〒115-0045 東京都北区赤羽2-8-2 いさみやビル4F
赤羽駅北改札口から東口方面へ徒歩5分
営業時間 | 9:00~18:00 |
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定休日 | 土曜・日曜・祝日 |
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木材のみを組み合わせ建てられた日本建築「茶室」。釘や接着材を一切使わずに、木の性質や木目の流れを生かして木と木を繋ぎ合わせる「木組み」。軒先を演出するのは、職人が一本一本熟練した技で仕上げた「化粧垂木」。その深い軒がつくり出す陰影の印象的な「和の空間」。
「数寄屋の美」は「高級な材」よりも「構成の美」に重きを置きます。見えないところも手を抜かないで仕上げないと、見えるところに綻びがでます。木材を巧みに組み合わせて造られる数寄屋造りは日本建築の「粋」。ごまかしのない施工が要求されます。ごまかしのない、ごまかしが効かない。このことがすべてを物語っています。
和モダンを取り込むリフォームが人気です。本格的な和風建築の施工実績が豊富にあり、茶室の施工にも精通しております。
「自宅の一部を『茶室』にリフォームしたい」という問い合わせをよくいただきます。茶の湯に作法があるように、茶室にも作法があります。どうしたら和室を茶室に、リビングに茶室をつくることができるかなど、ご相談ください。
透き通るような瑞々しい青紅葉が美しい季節の昼下がり。昼の時刻には昼の色が存在する。
自然の趣を重視する茶道の精神。露地には石灯篭と手を清めるために置かれた蹲踞(つくばい)。飛石を伝って踏石に至り、躙口(にじりぐち)から茶室へ。日差しをさえぎる深い軒がつくり出す陰影の印象的な茶室空間。自宅と別荘にあった石と苔、朽ちた庭の梅の老木も茶室の材として再利用し、次世代へ想いを紡ぐ。凛として佇む露地と茶室。
凹凸のある石の自然のなりに合わせて、石と柱が完全に密着するように柱の底を削る。京都の聚楽第跡付近でとれた黄褐色の色土を使った聚楽壁。ひとつひとつ職人の手を掛けて造られた茶室を全画面でご覧ください。
夜の時刻には夜の色が存在する。夕暮れ時から幽玄の情緒に包まれた茶室と庭園。ライトアップされた庭木の緑は心を静め、何かとあわただしい今の世の中で本当に大切なものは何かと教えてくれる。
千利休のわび茶の原点、心を修める茶、不足を知る茶。茶室と庭園が五感を刺激する。
親子宮大工が仕上げた銀座一穂堂ギャラリーの茶室が完成。彫刻、絵画や染織などの展示品のエスコート役のためシンプルな茶室。歴史を感じる古建具を意匠として再利用し、古い物と新しい物の調和を持たせました。数十年前に作られた当時に思いを馳せるのも古材の楽しみ方でもあります。
シンプルな茶室ですが、一つひとつの木の性質や木目の流れを生かし、寸分の狂いもなく木を組む技、デザインされた造形を「心」で眺めてください。美は細部に宿る。
マンションの1階エントランス脇倉庫を茶室に改装。土間付き三畳向切り茶室。待合は吊り屋根腰掛け椅子席立ちつくばい。茶席は三畳向切りにて式台付き土間席も併用。水屋は狭いので立ち水屋。
心情を揺さぶる非日常空間。湯釜の湯の煮え立つ音、湯を茶碗に汲み入れる音、柄杓の中の残り湯を釜に返す音、お茶を点てる所作が五感を刺激する。感覚が冴えわたり研ぎ澄まされていく過程を味わう。心にオアシスを。
映画『君の名は。』ラストを飾る瀧と三葉が再開するシーンが須賀神社の階段。一躍「聖地」になった須賀神社の最寄り駅「四ツ谷三丁目」。駅近くの四谷荒木町は、かって芸者の街、花街として栄え、今でもミシュランの星をつける名店が数多く軒を連ねる。
花街の名残を色濃くとどめる車力門通りの裏路地に三味線や太鼓の音が聴こえ芸者衆の入るお座敷「穏の座」。茶室としてはもちろん、文楽、義太夫、常磐津、清元、長唄、鳴物、端唄、小唄、落語、声色、講談などにも利用することができます。
組立茶室「匠創庵」。製作期間2ヶ月、4〜5人の職人で4時間で完成する移動式組立茶室。八畳広間+水屋二畳+二畳台目小間からなりさまざまな匠の技を随所に取り入れた本格的茶室。
水辺に浮かぶ茶室をイメージしてタイル張りの路地、小間は組子壁、広間壁は本聚楽、江戸小紋壁、欄間は47都道府県地図透かし、など随所に本格的な匠の技を取り入れております。
茶室を通して日本伝統の「茶の心」に触れる。オフィスやマンションでも茶室や茶室にヒントを得たもてなし空間を設ける機会が増えています。こちら築40年の2LDKマンションも茶道の稽古場にするため、一室まるごとフルリノベーション。
マンションは構造物に囲まれているためさまざまな制約があります。部屋中央の梁型にあわせた下がり天井部分に間接照明を組み込み、畳下のボックスに収納を確保。さまざまな工夫を凝らし、狭いながらも茶事ができるように露地、待合、台所まで付けた本格的八畳広間と水屋からなる茶室空間を創出することができました。
お稽古だけではなく、お茶会を催すことができる八畳本勝手広間茶室と待合・水屋を併設した茶室。自然な材料を組み合わせた簡潔で静謐な草庵茶室。一見して分かる装飾がない草庵風の素朴な意匠ですが、さまざまな工夫が施されて上品で優雅な意匠が凝らされています。
壁を塗り残すことでできる下地窓(したじまど)、竹を添えたてた連子窓(れんじまど)、聚楽壁、腰壁を和紙で仕上げ...などなど。「静謐な空間」は日常の喧騒を忘れさせてくれます。